修繕積立金

【住民トラブル/修繕/管理費】管理組合が抱える3つの課題と最適な解決事例

2025年7月3日

 

こんにちは。建築維持管理(セカンドオピニオン制度)サービスを提供しております一級建築士事務所A.t.oathです。

マンション管理において、「住民間の意見の食い違い」や「管理会社の提案への不信感」など、

合意形成に悩む管理組合は年々増えています。

 

 

そこで今回は、当社が実際に関与した事例の中から、特にご好評いただいた3件をご紹介します。

どれも“最適解”へと導いた一例であり、「客観的な視点」が状況をどう打開したのかを具体的に解説いたします。

 


 

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【事例1】修繕積立金の使途を巡り対立|「第三者の視点」で合意形成を実現

 

★抱えていた問題点★
築20年の分譲マンションにおいて、大規模修繕に向けた修繕積立金の使用方針をめぐり、理事と居住者の間で意見が対立。

感情論にまで発展し、総会では議論がまとまらず紛糾する事態に。

💡 解決までの流れ~~
当サイトからお問合せいただき、まず状況をヒアリングしたあと

当社が「建築維持管理顧問」として第三者の立場で関与。

解決方法として全体を把握した上でどの工事が最優先なのか管理組合皆様で理解し納得して進めることが重要であると考え以下の内容を取り組みました。

 

・現状の修繕履歴と建物診断に基づく合理的な修繕プランを提案

・将来の費用予測とシミュレーションを提示し、透明性のある資料を作成

・合意形成に向けた意見集約のワークショップを開催

 

✅ 結果と効果

・感情的な対立が沈静化し、「データに基づく合意」が可能に

・第3者の介入により住民の信頼が回復

・総会での承認率は過去最高の89%に

 

🧭 当社の関与ポイントとして

「意思決定の見える化」が要。

管理組合の立場に寄り添いながらも、中立的な立ち回りにより、信頼を獲得し継続的なご関係をさせていただいております。

 


【事例2】管理会社の提案内容に対する不信感|「セカンドオピニオン」が導いた選択肢

 

★抱えていた問題点★
管理会社から提示された工事提案について、費用の妥当性と必要性に疑問を抱く管理組合。

専門知識がないため判断ができず、「なんとなく承認」という流れに不安を覚えていた。

 

💡 解決までの流れ~~

とある管理組合(区分所有者)から当サイトに問合せがあり、状況を把握。

見積に妥当性がなかったわけではないが、組合始動で数社見積を取ることで、妥当性があるか判断できる指標となることをアドバイス。

また、管理会社様とは建物全体の管理を任せているということもあり適切な距離感で共存することが重要でもあるため

一概にこれが問題だということでもないことも伝えた上で以下を提案

 

・当社が第三者視点で「セカンドオピニオン」の導入

・見積金額の内訳精査と比較、必要性の根拠提示

・他社事例との比較情報を提供し「選択肢」を提示

 

✅ 結果と効果

・当初提案された工事内容のうち、一部を延期する判断に変更

・トータルで数千万単位のコスト削減

・意思決定プロセスが理事会内で共有される文化が醸成

 

🧭 当社の関与ポイント

「鵜呑み」にせず「納得感ある選択」を促すことが弊社の使命。

情報の可視化と比較分析が信頼を生む。

 


【事例3】住民トラブルと老朽化の二重苦|「長期視点の提案」で全体最適へ

 

★抱えていた問題点★
エレベーターの更新を巡って「今すぐ直したい派」と「あと5年はもたせたい派」が対立。背景には住民の高齢化や階層間の利害のズレも存在。

 

💡 解決までの流れ~~

反対派の区分所有者様から【交換しないよう導く方法は何かありますか】と当サイトへお問合せがありました。

まずは経緯をヒアリングしたのち、長期修繕計画の見直しや設置年数、更新履歴を見て包括的に判断を行いました。

・建築的な耐用年数と更新時期の最適解を技術的に分析

・住民属性(高齢者比率など)を踏まえ、福祉・安全面からも提案

・中長期の維持管理計画と支出計画を策定

以上のように、築年数と今後の修繕計画を鑑みると今交換するものではないが、5年先送りも長いと助言させていただき皆さんの意見も聞きながら最適解を導く作業を行いました。

結果として、

・メーカーへ部品在庫状況の確認実施

・古い見積だったので最新の見積再取得

・この先の物価上昇、人件費高騰が予測できない

・万が一壊れた場合、すぐに工事ができず数か月階段で生活することが見込まれる

→これは事後保全ではなく、計画修繕で考えるべきである

ということから、本年度は見積を取得し、次年度の予算入れをすることに決定。

 

✅ 結果と効果

・更新の必要性に対する納得感が高まり、全会一致で承認

・「先を見据えた運営」が組合内で定着

 

🧭 当社の関与ポイント

単なる修繕ではなく「住民の暮らし全体」を見据える伴走型支援が評価された。

 


 

管理組合の運営にお悩みの方や、第三者の専門的な視点を取り入れたいとお考えの方は、

ぜひ一度当社までご相談ください。

小さな疑問からでも丁寧に対応し、最適なサポートをご提案いたします。

 

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株式会社A.t.oath(エーティーオース)について

建物とともに、人生も変わっていくからこそ。

マンションを買う。理事になる。
誰かに貸す。住み替える。

そのどれもが、あなたの人生にとって大きな転機です。

私たちA.t.oathは、そのすべてのシーンで「一緒に考えてくれる存在」であり続けたい。
不動産 × 設計 × 工事 × 点検
すべてのプロフェッショナルが揃った、住まいのリーディングカンパニーとして、
あなたのそばにいます。

 

 


 

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